おむつ用のゴミ箱をどこに置けばいいかは迷ってしまいますよね。
これらの疑問に対する答えをまとめました。
マンションや戸建てなどの住まいによって、適したおむつ用ゴミ箱の設置場所は変わってきます。
本文で詳しく説明していきますね。
おむつ用ゴミ箱の最適な設置場所はどこ?
おむつ用ゴミ箱の設置場所を考える際に、ニオイや見た目の問題に悩んでしまうものです。
おむつ用ゴミ箱は、直射日光を避け風通しの良い場所に置くのが理想的です。
涼しくて風通しの良い場所に設置すれば、ニオイの発生を抑えることができますよ
生活環境に応じて設置場所は、考えるほうがいいです。
マンションと戸建てのそれぞれに適した場所を解説していきます。
マンションに住んでいる場合は屋内がおすすめ
マンションではベランダなど屋外に置くと、他の部屋の迷惑になることがあります。
そのため、マンションの場合は、屋内におむつのゴミ箱を置くことをおすすめします。
特に、マンション屋内の風通しの良い場所や換気扇が使える場所が適しています。
リビング、トイレ、洗面所などがおすすめの設置場所です。
それぞれの注意点を詳しく説明します。
リビング
リビングにゴミ箱を置けば、おむつ交換の後すぐに捨てることができます。
赤ちゃんは頻繁におむつを交換するため、すぐに捨てられると便利です。
ただし、来客時には見た目が気になることもあります。
普段はリビングに置き、来客時には別の部屋に移動させると良いでしょう。
トイレ
離乳食が始まると赤ちゃんのうんちは固形になり、トイレで流す頻度が増えます。
トイレにおむつ用ゴミ箱があれば、うんちを流した後すぐに捨てることができます。
トイレはニオイを吸収しにくい壁紙や脱臭機能、換気扇などがあり、ニオイ対策がされているためおすすめです。
ただし、トイレの狭さにより、ゴミ箱の大きさに注意する必要があります。
洗面所
おむつ交換後に手を洗いに行くことが多いので、洗面所にゴミ箱を置けば便利です。
ただし、洗面所はトイレほど消臭対策がされていない場合が多いです。
ビニール袋や新聞紙で包んで捨てるなど、ニオイ漏れ対策をする必要があります。
また、洗面所は脱衣所と兼ねていることが多く、スペースに余裕がない場合もあります。
戸建てに住んでいる場合:屋外がおすすめ
戸建てでご近所との距離がある場合、おむつ用ゴミ箱は屋外に置くのがおすすめです。
屋外に置けば、屋内でおむつのニオイに悩むことがありません。
大きなゴミ箱も置けるため、ゴミ捨ての日まで袋を交換する必要がなくなります。
ただし、ご近所の迷惑にならないよう、使用済みおむつをビニール袋や新聞紙で包んで捨てる、蓋付きのゴミ箱を使用するなどの最低限のニオイ対策は行ってください。
次に、おむつ用ゴミ箱を屋外に置く際の注意点を2つ説明します。
日が当たらない涼しい場所に置く
おむつ用ゴミ箱は、直射日光を避けて涼しい場所に置くのが基本です。
太陽が照りつける場所に置くと、ゴミ箱が早く傷む原因にもなります。
適切な場所に置くことで、ニオイ対策にもなり、ゴミ箱自体も長持ちします。
大雨や強風への対策も忘れずに
屋外に置く場合、大雨や強風の対策も重要です。
大雨の後に使用済みおむつが雨水に浮いていたり、強風でゴミ箱が飛ばされることもあります。
屋外用のゴミ箱を使う、もしくは大雨や強風の日にはゴミ箱を屋内に入れることを心がけておけば屋外に置くことに問題はありません。
おむつ用ゴミ箱はどうしてる?
おむつを卒業してからおむつ用ゴミ箱をどのように使っているのか、気になることはありませんか?
多くの家庭ではおむつ処理に専用のゴミ箱を使用しています。
おむつ専用ゴミ箱は、フタを開け閉めする頻度が減るため、ニオイが漏れにくい利点があります。
ただし、「おむつ卒業後には使い道がなくなる」という意見も見受けられますね。
では、おむつ卒業後に他の家庭ではどのようにおむつ用ゴミ箱を活用しているのでしょうか?
例えば、おむつ卒業後に生ゴミ用として再利用している家庭も多いです。
商品によっては、おむつ以外のゴミ箱としても使いやすいものもあります。
ここでは、おむつ用ゴミ箱の種類とそのニオイ対策について詳しく紹介していきます。
おむつ用ゴミ箱の種類について
おむつ用ゴミ箱には、専用のゴミ袋(カートリッジ)が必要なタイプと必要でないタイプの2種類があります。
専用ゴミ袋が必要なタイプは、開閉時にニオイが漏れにくいのが特徴ですが、おむつ以外の用途には不便なことが多いです。
一方、専用ゴミ袋が不要なタイプは、開閉時に多少ニオイが漏れますが、おむつ卒業後も一般的なゴミ箱として利用できます。
使用済みおむつのニオイ対策
おむつ用ゴミ箱を使っていても、開閉時や袋の交換時には使用済みおむつのニオイが気になることがあります。
特に離乳食が始まると、うんちのニオイが強くなりますよね。
その場合のニオイ対策がありますので紹介します。
- ビニール袋や新聞紙で包んでから捨てる方法
- ゴミ箱の中に消臭剤などを入れる方法
それぞれの方法について簡単に説明します。
ビニール袋や新聞紙で包んでから捨てる
使用済みおむつをビニール袋や新聞紙で包んでから捨てると、高い防臭効果が期待できます。
専用の防臭加工された袋でなくても効果はあります。
例えば、スーパーの買い物袋や傘袋、お菓子やパンの袋などを使うと、ゴミの量も減らせて一石二鳥です。
「冷凍保存用ポリ袋」もニオイ漏れ防止に効果的です。
特に人気なのは、医療向けに開発された「おむつが臭わない袋」です。
この袋は、汚物がついたままの使用済みおむつでも、密閉することでニオイを完全に封じ込めます。
▼ふるさと納税の対象にもなっています
ゴミ箱の中に消臭剤などを入れる
ゴミ箱の中に消臭剤を入れるのも効果的なニオイ対策です。
おむつ専用の消臭剤も市販されています。
また、家の掃除に使う「重曹」や「クエン酸」もニオイ対策に有効です。
うんちのニオイには重曹を、ゴミ箱の底が見えなくなるくらい振りかけておくと効果的です。
おしっこのニオイにはクエン酸を、水200mlに小さじ1の割合で溶かし、スプレーとして使用すると良いでしょう。
使用済みおむつにコバエが発生した時の対処法
気をつけていても、使用済みおむつを入れたゴミ箱にコバエが発生することがありますよね。
もしコバエが発生してしまったら、まずはゴミ箱の中身をすべて捨てましょう。
次に、ゴミ箱自体をきれいに洗い、ニオイを完全に取り除くことが重要です。
洗った後は、ゴミ箱を完全に乾かすことも忘れないようにしてください。
水分が残っていると、カビやニオイの原因となり、再びコバエが発生する可能性があります。
コバエが出てから掃除をするのは大変なので、日頃からゴミ箱を清潔に保つことが大切です。
ここからは、コバエの発生を防ぐための予防策や、コバエがもたらす悪影響について解説します。
コバエを発生させないための予防法
コバエを防ぐためにできることを調べました。
まず、使用済みおむつを入れた袋をしっかり閉じることが大切です。
ゴミ袋を二重にするなどして、ニオイが漏れないようにしましょう。
虫よけスプレーや防虫剤も効果的ですが刺激が強いものが多いので、子どもに優しい方法を考えて行ってください。
アロマを使用するのもおすすめです。
シトロネロールやゲラニオールなどの成分は、虫が嫌がる香りを持ち、美容効果やリラックス効果も期待できます。
また、ラベンダー、ティーツリー、ペパーミントなどのハーブも虫よけに効果的です。
消臭剤とアロマは併用可能ですが、香り付き消臭剤を使うと香りが混ざるので注意が必要です。
コバエが発生することによる悪影響
コバエが発生すると、さまざまな健康障害が引き起こされる可能性があります。
コバエは生ごみや汚物を好み、これらには寄生虫やウイルスが繁殖していることが多いです。
つまり、コバエは寄生虫やウイルスを体に付着させて飛び回ることになります。
その結果、コバエが飛び回る場所に寄生虫やウイルスをばら撒いてしまう可能性があるのです。
知らない間にこれらが口に入ることで、健康障害が発生するかもしれません。
使用済みおむつに限らず、コバエの発生を防ぐためにできる対策を徹底したいですね。
おむつゴミ箱の最適な設置場所まとめ
ここでは、おむつ用ゴミ箱をどこに置くのが最適かについてのポイントをまとめました。
おむつ用ゴミ箱の設置場所を適切に選ぶことで、おむつ交換後の作業がよりスムーズになります。
どこに設置するにしても、虫対策とニオイ対策をしっかり行うことが必要です。
あなたに合った方法で、おむつ処理後の負担を軽減してくださいね。